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2009.05.13 (Wed)

指定局面戦@矢倉・番外編(その6)

yagura_a08beta少し時間が空きましたが、矢倉指定局面戦の新作です。今回からは宮田新手ではなくて、一昔前の▲5七角シリーズです。

今回は後手不利と言われている変化へ。▲6五歩~▲6六角が厳しいというわけですが、後手は入玉模様で粘ってくるので、これはこれで難しかったりします。今回は先手も後手も運よく一発勝利。これで激指@五段に通算18勝。前回の記事はこちら。矢倉ファンじゃない方は続きは読まない方がよいです。目がくらくらします。

【More・・・】



例によって定跡を簡単にまとめておきます。まずは図の局面まで。44手目△9五歩がひとつの分岐点で、代わりに△8五歩がプロでは最近の主流になりつつあります。以下、▲6五歩の宮田新手ではなく、▲5七角。これはだいたい2000年前後に流行していた形だと思われます。後手は大きく分けて、△8五歩と待つ指し方、△9三桂と積極的に攻め合いに行く指し方に分かれます。今回は△8五歩。対して、先手は▲2五桂と跳ねる。もちろん△4五歩の対策はバッチリ(本譜の▲6五歩~▲6六角が間に合う!というのが▲5七角の狙い)というわけです。なので、▲2五桂には△4二銀と守りをかためて待つのが本筋と思われます。が、今回はここで△4五歩と行ってみようという変化です。そして迎えたのが図の局面。

さて図からの定跡。まずはとにもかくにも▲同銀と取る一手。▲3七銀では何のための▲5七角だったのかということになります。で、以下△1九角成に▲6五歩。ここで▲6五歩の代わりに▲4六角とぶつけてしまうのは、以下△同馬▲同歩△5九角▲3七角△同角成▲同飛△1九角▲3八飛△4六角成▲4四歩の有名定跡へ。ただし、この変化、よく見ると先手の▲5七角の一手が無駄になり、かわりに後手が△8五歩を一手余分に指していることになります。なので、これをやるぐらいなら、▲5七角のところで単に▲2五桂と跳ねときなさい、ということになる。よって、▲6五歩が本筋。対して△7三桂は▲6六角△1二玉▲1五歩△同歩▲1三歩△同桂▲1五香△同銀▲1三桂成△同玉▲1一角成で後手不利。なので①△6四歩と②△2九馬のどちらかぐらい。まず①△6四歩は以下、▲6六角△1二玉▲6四歩(一回は取り込んでおくほうがベター。単に▲1五歩は△6五歩▲5七角△1五歩となって、以下③▲1四歩と④▲3五歩が考えられるが、後手十分戦えるそうです。③と④は後述。)△同馬▲1五歩△6五歩▲5七角△1五歩▲3五歩△同歩▲3三歩△4二金寄▲4六角△同馬▲同歩△4四歩▲6四歩△4五歩▲6三歩成△4四銀▲4五歩。これが定跡。最終手に対して△同銀とすると▲4四歩が厳しい。でも激指は何度かやってきましたが。また②の△2九馬は以下、▲4八飛と▲6六角に分かれる。▲4八飛以下は△6四歩▲4六角△6二飛▲6四歩△同銀▲6五歩△7三銀▲5五歩△8六歩▲同歩△6五飛▲5四銀△6二飛▲4三銀成△同金▲5四金△4二金▲6四歩△5二銀▲1五歩△4五歩(△同歩と素直に応じても▲1二歩△同香▲1三歩△同香▲2四角△同歩▲1三桂成△同玉▲5一銀で先手よし)▲2四角△同歩▲5一銀で先手よし。△2九馬に▲6六角は△1二玉▲4八飛△6四歩。以下、▲1五歩と突くものの、こちらは形勢不明とのこと。次に最初の単に▲1五歩の③▲1四歩と垂らす変化。ここは△4四歩は危険で、以下▲1五香△2二玉▲1三歩成△同香▲同香成△同桂▲1四歩△2五桂▲同歩で先手よし。よって、▲1四歩には△2二玉と避けておく。以下▲1三歩成△同桂▲同桂成△同香▲2五歩△3三銀(△同銀は危険。以下▲3五歩△同歩▲同飛△2四歩▲2三歩となって、これを△同玉は▲2五飛~▲3五桂。△同金と取っても▲2五飛△同歩▲3五桂△3三金右▲2三桂成△同玉▲1五香で先手の攻めが止まらない)▲3五歩△同歩▲同角△3四歩とする。▲4六角なら△同馬~△4四歩と銀を追ってから、△6六桂で後手指せる。よって▲5三角成と切ってくるが、△同金▲1四歩△同香▲2六桂△2七角で後手十分とのこと。続いて、④▲3五歩の変化。これに対しては△同歩か△2九馬。△同歩は▲3三歩△4二金寄▲3五角△3七歩▲4六角△3八歩成。以下、▲1九角なら△3七歩で後手凌ぎきれる、とのこと。△2九馬の場合は▲4六角に△6六歩▲5七金△6二飛▲6八飛△7五歩▲9一角成△2五銀▲同歩△6五桂▲6六銀△5七桂成▲同銀△6七歩。これは形勢不明。もうひとつ、△2九馬▲4六角に△9二飛。これは▲4八飛△3五歩として、以下は△4四歩が狙い。こちらは後手がやや指せそうとのこと。以上、復習終わり。しかしプロの将棋ではこの進行はないようです。

で、ひとつ目の棋譜、先手勝利局。73手目まではとりあえず定跡通りに進めてみた。74手目△同銀はさすがにまずいと思われる。直後の▲4四歩が厳しすぎる。この後しばらくは予行演習をしていたので、角をばっさり切って、一気に寄せに行った。この後は少々ぐだぐだになったが、王手ラッシュを凌いで勝ち。しかしながら、ほんと激指は侮れない。

二つ目の棋譜は後手番にて。これもまた73手目までは定跡通りに進める。△同銀では苦しいと思うので、△3三銀と銀桂交換に応じる。後は頑張って上部脱出に望みをかける。77手目の▲2五歩に対しては、素直に△同銀でもいいのかも知れないが、馬を作って手厚く指そうということ。こちらの方が後手がよくなりやすいかも知れない。88手目、銀を使っても桂を取られてしまうので、打ちたくはないが、打っておかないと危険のようだ。この後、反撃開始。千日手模様になってしまったが、激指は手を変えなかったので、どうやらこの辺りはすでに後手有利になっていたかも知れない。114手目は悩んだが、△1四玉の方が、将来の香打ちを気にせずにすんだかも知れない。116手目は激指に褒めてもらった手。すぐに香を成るのでは、▲2八香が面倒だと思った。130手目、132手目、134手目は三連続で激指に好手と褒めてもらう。この辺り、もう筋に入ってしまったようだ。以下はあっさりと勝利。意外に簡単に勝てるものなのだな、と感じた。
23:00  |  激指定跡道場  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

*Comment

■はあ~さっぱりさっぱり

さたぶ角わ七7角角……あれ、どこを縦読みするの?v-15
うん、これは読めないや。いつか私も矢倉に挑戦したくなったらまた来ますv-39
sonicspeed |  2009.05.15(金) 19:59 |  URL |  【コメント編集】

■分からないことだらけ

矢倉は分からないことだらけです。なんといっても、攻めと受けのタイミングが難しい。駒組みも難しい。特に自分より強い人とやると、何をやっても負かされてしまいます。逆に、将棋の最高の勉強教材でもあるな、とも感じています。私も挑戦しているというほどでもなくて、実際に24で指すのはまだまだ先のつもりですが、少しぐらいは矢倉かじってます、と言えるようになりたいですね。

ちなみに、まだまだ私は三間飛車、向かい飛車、中飛車をこよなく愛する振り飛車党ですので、ご安心を。
味夏 |  2009.05.19(火) 00:13 |  URL |  【コメント編集】

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